日本が世界に誇るコンポーネントメーカーShimano(シマノ)
Campagnolo、SRAMを抑え、世界でのシェアNo.1となる
その中でも最上位シリーズとなるDURA-ACEの名を冠したトラック用パーツがDURA-ACE TRACK
NJS認定のチェーンリング
なぜ、トラックレーサーや競輪選手がPCD144の大きいチェーンリングを装着するかと言うと、同じ動力を生み出す際、クランクスプロケット(チェーンリング)が大きいほうがチェーン張力が小さくなり伝動効率が向上、更にチェーン、スプロケットの摩耗も減るため、圧倒的に有利になるわけです。
ギア比は、「チェーンリングの歯数」÷「コグの歯数」で出るわけで、「チェーンリングを小さくした分コグも小さくすれば同じじゃん!しかも、小さい分軽量!」と思いがちですが、実はそうじゃないんですね!しかも競輪選手の場合、ギア比が4.3とかなので、コグを12T(最小)にしても、やはりチェーンリングは50T越え必須。
※街乗りではギア比2.8〜3.2ぐらいが丁度良いです
ただ、大きいほうが重いと言うのは事実なので、PCD144のクランク、チェーンリングは、同じアルミニウム合金でも7000系の軽量素材を使用しています。
そのため、PCD130のクランクと比べ、値段が高くなってしまうというわけです。
伝動効率の他にもう一点、PCD144のクランクをオススメする理由として、ISO規格のBBが使える点です。
BBは、見えないから取りあえず使えればいいやと言う人も多いかもしれませんが、やっぱりJIS規格の安いBBとISO規格の高いBBでは、回り方が大きく違います。
実は、JIS規格のBBってあまり良いのがないんで、走りにこだわる方は、やっぱりPCD144のクランクが望ましいです。
PCD: 144 mm
Teeth: 45 / 46 / 47 / 48 / 49 / 50 / 51 / 52 / 53 / 54 / 55T
1/2" x 1/8"